10/3~27日まで公演中の中村獅童さん主演の「大和三銃士~虹の獅子たち~」を観劇してきました。
このために遠路はるばる東京まで行ったのですが、いやぁ本当に素晴らしい舞台だった(^ω^)ネタバレあるお(^o^)
大和三銃士とは
フランスの作家、アレクサンドル・デュマの剣豪小説「三銃士」をもとに、舞台を豊臣から徳川の世へと大きく変わる際の日本に置き換え、
豊臣方の家臣である花鶏織部(中村獅童)、花輪嵐(濱田崇裕)、蓬莱万十郎(藤井隆)と、新しく仲間に加わった達磨桃太郎(早乙女太一)が、打倒徳川家康を名に、運命を切り開こうとする若者たちの物語です。
出演者が豪華なんです!ジャンルバラバラなのにこれが見事な化学反応!
- 中村獅童=歌舞伎
- 早乙女太一=大衆演劇
- 濱田崇裕=ジャニーズ
- 藤井隆=お笑い
- 真琴つばさ=宝塚
ほとんどみなさん、初見でした!
テレビで見たことはあるけど、生で見るのは初めて!
獅童さんと太一くんの迫力というかオーラはすごかったですね!
さすがプロって感じです!
なんといっても、殺陣がすごいんです!圧巻です!
お話の1/3くらいは殺陣のシーンなんです。
これが本当にかっこいい!!!!!!!
何そのアクロバット!!!!何その剣さばき!槍さばき!!!!
やっぱり生がいいですね!あの息をのむような感覚、CGでは味わえないですわ。
一人は皆のために。皆は一人のために。
何度も劇中であったセリフです。
英語でいう、One for all, all for oneですね!
仲間を信頼してるからこそ命を預けられる。
そうやって、織部たちは死線を生き抜いてきたんですね。
お互いを思う気持ちと絆に、男の友情にぐっときたわけであります(´;ω;`)
萌えきゅんシーン
<その1>
三銃士戦闘中に桃太郎が駆けつけるシーン
「嵐さん!」「桃!」
いつの間にか桃太郎のことを桃って呼んでる嵐くん(*´∀`*)萌えるわぁ(≧∇≦)b
<その2>
「何、栗食べてるんすかぁぁぁ!」
お腹がすいて、栗を食べ出す万十郎と嵐。
先を急いでるにのんびりしてる2人に切れて飛びかかって交互にグーパン食らわす桃太郎\(^o^)/
3人のわちゃわちゃ加減が可愛すぎます!
<その3>
織部が元妻の早苗(真琴つばさ)とやっと分かり合い、早苗を抱きかかえながら早苗の死を看取るシーン
もうね!大人の恋愛っていうんですかね、色々あったわだかまりが解けてやっと素直になるんです、織部が。
この時の織部さんがホントにもう男前過ぎてですね、織部さんに抱かれたい!!!!
大人の色気と哀愁にやられました。
好きです、織部さん( ´艸`)
出演者、皆が座長
獅童さんは出演者一人一人が座長という考え方なので、カーテンコールでは自分一人が挨拶するのではなく、他の出演者にも挨拶の機会を作ってくれます。
わたしが見た回も
「はい、濱ちゃん!」
そう言って獅童さんは濱田くんの肩を叩いて、挨拶させてもらってました(^o^)
「僕の中で大和三銃士は仕事じゃなくて…」
ざわさわ…どよめく出演者と客席w
「いや違うんです!えっと日常の一部というか…」
うんうん、言いたいことはわかるよ!濱ちゃん落ち着いて(笑)
言葉足らずな濱ちゃんに冷や冷やしながらも、他の出演者の方も、お客さんもすごい暖かくて、いい舞台だなー、ファミリーだなーっとほのぼのしました(^o^)
先ほど書きました通り、出演者が歌舞伎から宝塚、ジャニーズまでバラバラなもので、お客さんも若い女の子からマダムやおじさままで幅広いんです。
「あんなに殺陣が多いとは思わなかったわ」なーんて、獅童さんのファンかなと思われるマダムがびっくりされてたり。
「名前わかんないけど、あの子の動きすごかったなぁ」なんておじさまが濱ちゃんのこと誉めてたり。
なんかいいなぁと思いました。
初めての新橋演舞場、行ってよかった(´▽`)ノ